「でいご」と「アカショウビン」

「でいご~の花が咲き、風を呼び、嵐がきた~♪」
皆さんご存知、THE BOOM「島唄」のフレーズから、本日のブログスタートです。
本州が「ソメイヨシノ」で彩られるなか、こちら石垣島は「でいご」が見頃を迎えています。
歌われているとおり「でいごが沢山咲く年は台風が多く来る」というジンクスがありまして、さてさて今年はどうなることでしょうか。

同じ時期、朝夕耳にするようになる「キョロロロロー♪」という美しい鳴き声。夏の渡り鳥「アカショウビン」の歌声が、今年も聞こえてまいりました。
でいごの花とよく似た鮮やかな赤色の鳥で、姿かたちはカワセミに似ています。「美しい姿を目にしたい!」と、鳴き声が聞こえた方に目をこらすのですが、なかなかお目にかかれません。かなりのかくれんぼ上手でして、その上警戒心もかなり強く、気配を感じるとすぐさま飛び去っていってしまいます。
そんな「アカショウビン」ですが、歌声にも違いがあるようで、惚れ惚れするような歌声もあれば、中にはたどたどしい声も聞こえます。
「まだ若い子なのかな?」「たまたま調子が外れたのかな?」と想像しながら聞くと、また楽しさが広がりますね。
とはいえ30cmほどの小さな身体で、東南アジアから飛来してくるわけですから、「大したものだなぁ」と勝手に感心もしてしまいます。

さてさて、本日は陸ブログをお届けしました。海だけでなく陸の方面からも、石垣島の「今」についてゆるーく書いていこうと思います。
皆さんもどうか、ゆるーくお付き合いくださいませ。笑

でいごが咲いて、アカショウビンが鳴いて、石垣島はどんどんと夏へと向かっていきます。
もちろん海の中も、どんどんと温かく華やかになってまいります。ちなみに昨日の北部の水温は25度でした!
さぁ、今年もダイビングシーズンがやってきますよー!!石垣島北部の海と、お待ちしていますね。

ダイビングサービス 鱗 代表:林 拓弥