【水中写真のお勉強 in 石垣島】清涼感あるレタッチで、ブルーハワイを作り出す!
さっと出来て、さーっと抜けていきました、台風12号。陸のうえは雨風が多少強い程度でしたが、海の方はまだ時化ております。こんな時は大人しく、屋内でブログ更新です(/・ω・)/
さてさて、今回はOLYMPUS TG4で撮った1枚をご紹介しますね♪
外付けの器材は一切なし、本体とハウジングのみでの撮影です。ダイビングではなくビーチからのスノーケル、水深30cmくらいの波打ち際で、なーんにもないバラス(サンゴ等の死骸)に太陽がビカビカーッと輝いておりました。
えー、はい。正直に白状しますと、「映え」を狙って撮りました💦(笑) SNSで見かける写真、アレを撮ってみたいなーと思いまして(*’ω’*)
意識したことは、なるべく余計なものを映さない事。意外とバラスだけのシンプルな場所って、石垣島では少ない気がします。今回のスポットに出会えたのはラッキーでしたね🌟 あとは少し水深変化があるところを探して、青のグラデーションも狙ってみました。撮ってみた感想としては、「ビカビカ」は少し俯瞰で撮った方が良い感じになる気がします。
以下、撮影器材とデータです。
撮影器材:カメラ(OLYMPUS TG4)
撮影データ:SS(1/500)F値(8)WB(水中)フォーカスモード(AUTO)ISO(100)撮影モード(水中ワイド)露出補正(±0.0)
続いてレタッチ、、、。はーい!詐欺と言っていただいて結構です!!(;^ω^)💦笑
「映え」を目指して、思うがままにいじりました。いつもどおり、JPEGデータをLightroomのスマホアプリで編集しています。
①切り抜き
角度調整して水平を取りました。
②ライト
「ビカビカ」を強調しつつ、柔らかい印象にもなるように各項目を調整。最後にトーンカーブいじって好みの雰囲気に。(トーンカーブの説明は少し複雑なので、気になる方は個別にご質問くださいませ(^o^))
(露光量+0.11 コントラスト+38 ハイライト+38 シャドウ+36 白レベル+15 黒レベル+19)
③カラー
色温度少し下げて涼しげに、色かぶり補正をあげて緑っぽさを軽減。あとは彩度をググっと持ち上げて。
(色温度 -7 色かぶり補正+10 自然な彩度+36 彩度+21)
④効果
ここでは「かすみの除去」が一番のキーポイント。あとはテクスチャを上げてカリッと、明瞭度は下げてフンワリと。
(テクスチャ+19 明瞭度-21 かすみの除去+43)
⑤ディテール
ノイズを少しおとして仕上げです。ノイズ軽減を上げ過ぎると、ボーッとぼやけた感じになったので適度な感じに。
(ノイズ軽減 21)
以上、水中写真のお勉強第13回でした。いやー今回のレタッチ、楽しすぎましたね!まるで絵を描いているかのよう。本当いろんな表現ができます。皆さんもご自分の好きなように、自由に水中写真をお楽しみくださいね!
ほかの作例も見てみたい!という方はこちらへどーぞ ☞ 「水中写真のお勉強」
ご要望いただきましたら、ログ付けの時に一緒にレタッチもしますのでなんなりとお申し付けくださいね。
おまけ。モノクロもイイ感じ(^o^)💕
石垣島北部の海と、お待ちしています。
ダイビングサービス 鱗 代表:林 拓弥