プラスチックについて勉強してみる Vol.1 そもそもプラスチックとは?
昨日は久しぶりにお天道様を拝めたのですが、またどんより曇り空に逆戻りの石垣島。まぁ、冬は大体こんな天気ですよね( ;∀;)💦
さてブログタイトルについてですが、今日このようなネットニュースの記事(「富士山頂で空飛ぶマイクロプラスチックに迫る」)を見つけまして、「ほへー!こんな所でもマイクロプラスチックが!」と思ったところから話は始まります。記事の詳しい内容についてはリンク先を読んでいただくとして、富士山頂で見つかるということは、石垣島北部の人気スポット「野底マーペー」から見える景色(上の写真)の中にもきっと無数のマイクロプラスチックが空気中を舞っているということなんでしょうかね?💦
マイクロプラスチックといえば、ここ数年から海洋における問題として広く認知されるようになった環境問題。当然僕も大まかな問題の内容は理解しているのですが、「これを機会にイチから勉強してみよう!、せっかくだしブログのネタにしよう!!(笑)」ということで、今に至ります٩( ‘ω’ )و なかなか大きなテーマなので、Vol.1の今回は「そもそもプラスチックとは?」について書いていきますね。
そもそもプラスチックは、石油を精製する過程で取り出される「ナフサ(粗製ガソリン)」という物質を原料に作り出される石油化学製品のひとつです。(その他に 合成ゴム, 合成繊維, 塗料, 合成洗剤/界面活性剤 などがある)。熱や圧力を加えると変形する物質で、特長として「金属などに比べて軽量 / 加工性に優れ大量生産が可能 / 価格が安価 / 水や薬品に強い」、弱点として「熱に弱く燃えやすい(一部耐熱性,耐燃性のものもある) / 紫外線に弱く屋外では劣化しやすい / 金属などと比べて割れやすい」という性質を持ちます。
ペットボトルやビニール袋といった日用品から、自動車やパソコン機器のパーツ、先進医療や宇宙産業といった分野でも使われていて、人間社会とは切っても切れない関係となっています。僕たちが普段使用するダイビング器材やボートも、もちろんプラスチック製品です。使用済みのプラスチック製品は、燃えるゴミとして回収され焼却されたり、リサイクルとして回収され発電や温水を作るエネルギーや違う製品の原料として活用されたり、燃えないゴミとして回収され細かく粉砕した後に埋め立てられたりしています。近年では、自然環境で分解される生分解性のものや、植物由来のものも登場していますよね。
・・・、。
ここまで書いただけでも、まるで論文のようになってきちゃいましたね(T . T)💦 久しぶりに大学時代を思い出しました(笑) せっかく読んでいただくのに、疲れてしまってはいけないので、今回はここまでにしておきましょう。以上、本日のブログでした!!
参考にしたサイトはこちらです↓
・日精樹脂工業株式会社ホームページ
・JPCA 石油化学工業協会ホームページ
石垣島北部の海と、お待ちしています。
ダイビングサービス 鱗 代表:林 拓弥