石垣島北部 サンゴの現状
きもーち暑さが和らいできたように感じる石垣島です。風があると、エアコンをつけないでも過ごせる日が増えてきました。
ブログの更新が滞っていましたが、他ショップさんのお手伝いやら何やらで、忙しくさせてもらっています。さて、今回は先日全国ニュースにもなりました「サンゴの白化」の現状について書いていこうと思います。水温が30℃を超え始めたのが、はや1ヶ月以上前。それから今日まで台風の接近がなく、海水温は高い状態のままになっていましたが、いよいよサンゴの白化が深刻な状況となってきました。
2016年の大規模白化現象から6年、ようやく辺り一面のサンゴ畑が見られるようになっていたのですが、そのサンゴたちの多くが淡いパステルカラーへと姿を変えていっています。白化したからといってすぐにサンゴが死に絶えてしまうわけではありませんが、これまでの成長を見てきただけに勝手にヤキモキとしてしまいます💦
先日タイドプールの様子も見に行きましたが、外洋よりもいっそう白化は進んでいる状況です。水温もまるでお風呂のよう。一緒に行った妻にとっては初めての光景で、言葉を失っている様子でした。
はてさてこの白化現象も、長い目で見れば「自然の摂理」なのか、それとも人間活動による「温暖化の影響」なのか、、、。答えなんて分かるはずもありません。ただただサンゴたちはこの環境に身を任せ、そこに住む生き物たちの営みも続いていきます。ですので僕はこの状況を「観察」し、「記録」に残し、「発信」していこうと思います。以上、本日のブログでした!
石垣島北部の海と、お待ちしています。
ダイビングサービス 鱗 代表:林 拓弥