たまらない気持ち、。

台風16号の影響か、ここ数日涼しい北風の石垣島。お天気は良いので、とても気持ちよい気候です。台風は今後、勢力を拡大しつつ伊豆諸島や関東に接近していきそうですね。針路にあたる皆様は、どうかお気をつけを💦

さて、本日のブログタイトル「たまらない気持ち、。」先日鑑賞した、ある映画について書いていきますね。その名も「風の谷のナウシカ」。はい、国民的人気アニメです。もったいぶって、すみません。(; ・`д・´)💦もちろん、今まで何度も見たことがある作品なんですが、久しぶりに見たら、それはもう「たまらない気持ち、。」になりまして、。特に印象的だったシーンを挙げていきますね。

<冒頭の解説シーン>
巨大産業文明が崩壊してから1000年 錆とセラミック片におおわれた荒れた大地に くさった海…腐海(ふかい)と呼ばれる有毒の瘴気を発する菌類の森がひろがり 衰退した人間の生存をおびやかしていた

<腐海を探索するナウシカのシーン>
ナウシカ:きれい…。マスクをしなければ5分で肺が腐ってしまう「死の森」なのに…。

<風の谷でのシーン>
ユパ:この谷はいつ来ても心が和む。
ジル(ナウシカの父):今度の旅は、どうじゃった?
ユパ:う~む…ひどいものだ。 南でまた2つの国が腐海に吞まれてしまった。 腐海は着実に拡がっている。 なのにどこへ行っても、戦に、飢え。 不吉な影ばかりだ。 なぜこの谷のように暮らせぬのか…。

<ナウシカの秘密の部屋でのシーン>
ナウシカ:きれいな水と土では腐海の木々も毒を出さないと分かったの。 汚れているのは土なんです。 この谷の土ですら汚れているんです。 なぜ…。 誰が世界をこんなふうにしてしまったのでしょう?

<腐海の底でのシーン>
アスベル(ぺジテの青年):腐海の生まれた理由(わけ)か。君は不思議なことを考える人だなぁ。
ナウシカ:腐海の木々は人間が汚したこの世界をきれいにするために生まれてきたの。 大地の毒を体に取り込んで、きれいな結晶にしてから死んで砂になっていくんだわ。 この地下の空洞はそうして出来たの。 蟲たちはその森を守ってる。
アスベル:だとしたら僕らは滅びるしかなさそうだ。 何千年かかるか分からないのに、瘴気や蟲に怯えて生きるのは無理だよ。 せめて腐海をこれ以上拡げない方法が必要なんだ。
ナウシカ:あなたもクシャナと同じように言うのね。
アスベル:違う!僕らは巨神兵を戦争に使う気なんかない!明日みんなに合えば分かるよ!
ナウシカ:もう寝ましょう…。明日、たくさん、飛ばなきゃ…。

<クシャナと城オジたちの会話シーン>
クシャナ:腐海の毒に侵されながら、それでも腐海と共に生きるというのか。
城オジたち:あんたは火を使う。 そりゃわしらも、ちょびっとは使うがのう。 多すぎる火は何も生みやせん。 火は森を1日で灰にする。 水と風は100年かけて森を育てるんじゃ。 わしらは水と風のほうがええ。

(出典:風の谷のナウシカ / スタジオジブリ)

人工物が地球全体を覆う「人新世」の世界。マスク無しでは生きづらくなっている現状。人間活動が縮小した結果、自然が回復している場所もある。1984年に公開された「風の谷のナウシカ」は、日本だけでなく世界中で たくさんの人に愛されています。そんな本作品が、いつか未来の「現実」の話になるのか。
いやぁ、「たまらない気持ち、。」になる映像体験でした。自分に何ができるのか、。これからも考えていかなければ、と思った次第です。以上、本日のブログでした。

石垣島北部の海と、お待ちしています。
ダイビングサービス 鱗 代表:林 拓弥