コンポスト体験記!

4月も中旬を過ぎまして、半袖半ズボンで過ごせるようになってきた石垣島です。朝夕には「ピュロロロロロロ〜♪」というアカショウビンの鳴き声も聴こえるようになってきました。春から初夏の季節ですね٩(๑❛ᴗ❛๑)۶☀️

さて、本日のブログは「エシカルを考える」。昨年の3月頃から生ゴミ処理に「コンポスト」を活用し始め、約1年。個人的なものではありますが、使ってみての感想をお届けしたいと思いまーす🙌

「コンポスト」と堂々と書きましたが、我が家の物は厳密に言うと別物です😅 生ゴミや落ち葉から「堆肥」を作ることやその装置を「コンポスト」と言いますが、我が家の物は「堆肥化」よりも「自然分解」の方に重点を置いたものになります。自作する際に参考にしたのは「キエーロ」と呼ばれているもので、箱に足をつけて通気性を損なわないように屋根もつけたシンプルな構造の装置です🔼。

使い方は本当に簡単。①生ゴミを小さめに切る。②コンポストに入れる(入れる箇所は三分割し、約一週間でローテーション)。③土と混ぜる(この時スコップでさらに細かく)。④土を被せる。⑤時々上から水をかける。以上です🔽。

野菜くずだけでなく、コーヒー・お茶の出がらし、余った油、ベランダ植物の落ち葉や雑草などなど、自然分解しそうなものはポイポイポイッと入れていきました。結構な量を入れてきましたが、今のところ溢れることなく分解されていっています。まさしく「キエーロ」ですね٩( ‘ω’ )و
分解されにくいのは、玉ねぎ/ニンニク/枝豆などの皮・梅干しの種やシナモンスティックなど固い物・柑橘類。これらは乾燥させて燃えるゴミに出しています。落ち葉や枯れ枝も分解されにくいですが、水を足す頻度を増やすと改善されるかも?今後も試行錯誤しつつ、使っていきたいと思います。

1年活用してきて、一番良いなと思うことは「生ゴミ」に対する嫌悪感が少なくなったこと。少し溜まったら埋めるので、腐ったりカビが生えたりせず、異臭もしません。以前は冷凍庫で凍らせておくことで防いでいましたが、その必要は一切なし。おかげで冷凍スペースをムダなく使えるようになりました。

日本では一般的なゴミの焼却処分ですが、水分量の多い生ゴミのために余計なエネルギーが必要になっているのも事実。ヨーロッパでは「コンポスト」での処理が主流となりつつあり、ここ石垣島でも市が補助金を出すなどして、家庭でのコンポスト活用を促しています。

さて、苦手な人にとっては生死を分けると言っても過言ではない「虫」問題ですが、ウチでは残念ながら防ぐことは出来ませんでした😅 日当たりが足りず土壌内温度が上がりきっていないことが、おそらく原因かと。とはいえ、我が家では肉や魚などの動物性生ゴミが少ないので、大きな蝿や「G」などは発生していません。アリやヤスデ・小さな甲虫やその幼虫などで、彼らもせっせと分解を手伝ってくれています。妻は少しビクビクしながら使っていますが、「虫と仲良くなりたい」そうなので、練習だと思って頑張っているそうです( ^ω^ )✨

以上!「コンポスト体験記」でした!!段ボールで作れる簡単なものや、見た目がオシャレで機能的なものまで、インターネットで検索すればさまざまな「コンポスト」が紹介されています。気になる方は是非チェクしてみてくださいね٩(๑❛ᴗ❛๑)۶

こんな風にゆるりと「エシカル」についてブログを書いていますので、興味のある方は是非他の記事もご覧になってみてください。他の記事はこちら ⇨ 「エシカルを考える」

石垣島北部の海と、お待ちしています。
ダイビングサービス 鱗 代表:林 拓弥