当たり前のように日常でも使う「ピント」という単語、改めてここで考えてみようと思います。
まずは上の写真にご注目。さて、あなたの目はどこに吸い寄せられるでしょう?
当ててみましょうか? きっと、あなたは中心奥のサンゴの枝に注目したのでは?
これが「ピント」の効果です。焦点が合っている部分に、人は自然と目が引き寄せられるそうです(‘ω’)ノ

続いてはこちらの写真。構図・レタッチは先程とほぼ同じ、異なるのはピントの位置だけ。
あら不思議、今度は手前のサンゴに目がいったはずです(/・ω・)/

そんな「ピント」において、僕が知らずに意識していたこと。それは「どこに注目して、どこに心動かされて、シャッターを切ったのか。」ということでした。と、カッコ良さげな事を書いてみましたが、もちろん失敗のピンボケ写真も沢山取っていますが、、、 (;^ω^)

ピントにこだわる とは?

「ピント」について、もう少し踏みこんで考えてみます。上の2枚の写真にご注目ください。左の写真よりも、右の写真のヤドカリの方が目につきませんか? 理由はもちろん、ピントの位置が異なるからです。

被写体を拡大してみると、より分かりやすいですね。右の写真の方が、ヤドカリの瞳がシャープに写せていますね。
写真において「ピント」がこれほど重要だとは、いやー改めて勉強になりました。水中写真を楽しんでいらっしゃる方には、だからこそピント合わせにこだわっていただきたい。そのためには時間をかけて、じっくりと被写体と向き合う必要がありますね♪ フィルムカメラの時代とは違い、いくらでも撮影できるデジタルカメラですから、これでもか!と沢山シャッターを切っていただきたいです! 僕の方では、魅力的な被写体のご紹介、撮影に集中できる環境づくり、その他いろいろとサポートさせていただきたいと思います!(#^.^#)☆

近づいて撮影できる被写体であれば、近づくほどシビアなピント合わせが必要になってくるように感じます。せっかくの素敵な被写体、できるだけ素敵に撮ってあげたいですもんね。「ここだ!」というところでシャッターが切れた時、なんだか心が通じ合ったかのような瞬間があります。そうすると、どんどん夢中になって撮影しちゃうんですよね(*’ω’*)💕

以上!「ピントの研究」でした。日々のブログでも水中写真について取り上げていますので、もしよければご覧になってください。➡「水中写真のお勉強」