【水中写真のお勉強 in 石垣島】太陽(自然光)に負けない? ギンガハゼをパキッとレタッチ♪

暑い!アツい!石垣島!!太陽燦々、海中が気持ち良いったらありません٩(๑❛ᴗ❛๑)۶☀️
天気も海も最高なのですが、心配なのはコロナ、、、。全国ワーストが続いていて、誰がいつ感染してもおかしくない状況です。海の中が一番安心できる環境かもしれませんね(^_^;) もう気をつけるしかないんですが、心がざわつくなー💦

さて久しぶりの「水中写真のお勉強」。今回は浅い水深で撮影した、こちらの写真をご紹介していきます。砂泥地に住む「ギンガハゼ」。じっと向き合っていると、良い表情を見せてくれる子でした( ^ω^ )✨
撮るときに注意したのは、とにかく「白飛び」。F値を上げて、露出補正を下げて、ストロボの光量も少し落として、での撮影です。水深が浅いと、自然光の影響で緑がかった写真になってしまいますが、それはレタッチで調整していきます。
レタッチ無しで改善するためには、WB(ホワイトバランス)をいじれば良いのかな?それはまた今度、水中で試してみますね!٩( ‘ω’ )و

以下、撮影器材とデータです。
撮影器材:カメラ(ニコン D90)レンズ(105mm)ストロボ(INON D2000,S2000)
撮影データ:SS(1/200)F値(11)WB(晴天)フォーカスモード(マニュアル)ISO(200)撮影モード(マニュアル)露出補正(-0.3)

続いてレタッチ。いつもどおりJPEGデータをLightroomのスマホアプリ、無料でできる範囲で編集しています。緑がかっていたのが改善され、パキッとした写真になりましたね!各項目ごとに見ていきまーす🔽 ٩(๑❛ᴗ❛๑)۶

①切り抜き
被写体を少し大きく切り取りつつー、視線の先にスペースを作ってー、と思ったのですが、なかなか構図をまとめるのに苦労しましたね💦
結局、ギンガハゼの瞳を中心に置いた「日の丸構図」に落ち着きました。

②ライト
緑色のトーンカーブが今回のレタッチの「肝」です。大胆に動かしつつ、不自然にならないよう、調整していきました。基本調整ではメリハリが出るように、ハイライトと白レベルを上げつつ、シャドウと黒レベルは下げていきました。またコントラストがキツくなり過ぎないように、バランスも取ってあげてます。トーンカーブの詳細は下の画像をクリックしてご覧ください٩( ‘ω’ )و
(露光量+0.06 コントラスト-14 ハイライト+13 シャドウ-30 白レベル+27 黒レベル-31)

③カラー
彩度を持ち上げた上で、色温度は気持ち下げています。カラーミキサーで色ごとの調整も一部行ないました。いずれも不自然にならないよう、やりすぎに注意。カラーミキサーの詳細は下の画像をクリックしてご覧ください٩( ‘ω’ )و
(色温度-4 色かぶり補正±0 自然な彩度+26 彩度±0)

④効果
良い表情をしているので、パキッとクッキリ強調!٩(๑❛ᴗ❛๑)۶
(テクスチャ+37 明瞭度+40 かすみの除去±0)

⑤ディテール
ここでさらにハッキリと調整です。ノイズは出ない範囲でシャープを上げました。
(シャープ92)

以上、「水中写真のお勉強」ブログでした。
実際のレタッチの様子をYoutubeでもアップしています。こちらも是非、ご覧くださいませ(^^)/ 「ダイビングサービス 鱗 Youtubeチャンネル」

ほかの作例も見てみたい!という方はこちらへどーぞ ☞「水中写真のお勉強」
ご要望いただきましたら、ログ付けの時に一緒にレタッチもしますので、なんなりとお申し付けくださいね。

石垣島北部の海と、お待ちしています。
ダイビングサービス 鱗 代表:林 拓弥