「彼ら」しか、分からないこと。
梅雨入り間近? 曇り時々雨といった天気が多くなってきました石垣島です。
今年のGWはコロナ禍前の賑わいが随分と戻ってきまして、ありがたいことに忙しく働かせていただきました٩(๑❛ᴗ❛๑)۶
といっても当店には未だ自社船がございませんので、今シーズンは人手不足の事業者さんたちのお手伝いに専念。というわけで、随分とブログの更新が滞ってしまっていたことの弁明とさせてください(>人<;)💦
さて、今日のブログにはGWを潜り倒して印象的だったことについて書いていこうと思います。
まず見ていただきたいのは上の写真🔼。こちらはコブシメの産卵シーンなのですが、僕の知る限り石垣島北部で安定して観察できるポイントは、去年まで見当たりませんでした。諸先輩方からは、「昔はサンゴが沢山あって、そこここでコブシメが産卵していた。」という話を伺っていたのですが、僕がこの業界に入ったのは「オニヒトデの大量発生」と「大規模な白化現象」の後のこと。「北部のコブシメ産卵」はまるで昔話のように、想像するしかない情景でした。そんな景色が今年は北部のいくつかのポイントで見られ、「これがあの!」とお客様に負けないくらい興奮して観察していました( ^ω^ )✨
もうひとつ印象的だったのは、川平石崎のマンタシティポイントが好調だということ。6〜7年前をピークにマンタとの遭遇率が下がっていて、ひどい時期には「マンタ無シティ」なんて呼ばれてしまうこともあったのですが、今シーズンは絶好調。沢山のマンタがクリーニングステーションにやってきて、グルグルと泳ぎ回る様子を見せてくれています。
これらが環境の変化によるものなのか、巡ってくるサイクルによるものなのか。その答えは「彼ら」しか分からないことですが、今後も継続して観察できたら嬉しいですね。そのためにも彼らの邪魔をできるだけしないよう、配慮して潜るよう努めていきたいと思います٩( ‘ω’ )و 潜る前にしっかりとブリーフィングをしますので、何卒ご協力お願いいたします!✊
以上、本日のブログでした!
明日は久方ぶりのお休み!朝7時から、知人のパイン畑を手伝いに行ってきます!!(あれ?😅笑)
石垣島北部の海と、お待ちしています。
ダイビングサービス 鱗 代表:林 拓弥