気付いて、調べて、考えて。【生きもの観察日記 in 石垣島】「カモフラージュ」大作戦!🧐✨

分厚い雲が空を覆い、雨の降る日が多くなりまして、「あぁ、冬になったなぁ。」といった感じの石垣島です。
12月にもなると海の仕事は落ち着いてきまして、これからの季節は設備や道具、心身のメンテナンスの時期となってきますが、個人的にはインプットのためにも使いたいと思っています。
ということで、今日のブログは【生き物観察日記】。テーマは魚たちの「カモフラージュ」についてです🙌

ニシキフウライウオ(黒色Ver.)

フォト派ダイバーには人気の被写体「ニシキフウライウオ 」。特にこの子🔼は、かなりのカモフラージュ名人かと! 図鑑では「ウミシダ」を擬態のモデルにするとされていますが、個人的には「クモヒトデ」にもそっくりだなぁと思っています。気になる方は画像検索されてみてください٩( ‘ω’ )و

近い種である「カミソリウオ」🔼も擬態上手な魚でして、周囲の環境に見事に溶け込んでいます。左の個体なんて背鰭と胸鰭も畳んで、海藻に化ける徹底ぶりです。浮遊期を終えて、着床した場所に合わせて色彩を変えていくようで、褐藻が多い所では褐色系、緑藻が多い所では緑色系の個体が観察されます。では、途中で環境が変わった場合はどうなるんでしょうね〜? 捕まえて移動させたりなんかは、可哀想なのでやりませんが、気になるなー🤔

このように、周囲の環境に身を隠すためのカモフラージュは「隠蔽型擬態」というそうで、魚だけでなく様々な生き物で行われている生存戦略です。陸上生物だと、僕は「ナナフシ」が真っ先に思い浮かびましたね🙋‍♂️

他にカモフラージュとして有名なのが、写真🔼の魚たち。「ベイツ型擬態」と言われるカモフラージュで、有毒と他の魚に認知されている「フグ」に擬態して身を守っています。以前にもブログで紹介しているので、詳しくはそちらを見ていただければと思います。➡️【そっくりさんの謎に迫る!】 種として進化してきた結果なんでしょうが、鏡なんてない海中でどうやって擬態するようになったのか、本当に不思議ですよね_φ( ̄ー ̄ )

本日最後に取り上げるのは「攻撃型擬態」。その名の通り、攻撃をするためのカモフラージュです。
岩に擬態して、じっと獲物がくるのを待つ「オニダルマオコゼ」。本体は海綿などに擬態して、擬似餌(エスカ)を振って小魚を誘き寄せる「カエルアンコウ」。さも違う魚のように見せかけて、油断した小魚を襲う「ユカタハタの幼魚」。他の魚に化けて攻撃をする種には「バラフエダイ」や「ニセクロスジギンポ」もよく知られていますね。捕食の瞬間も、是非撮影してみたいですねー٩(๑❛ᴗ❛๑)۶ 「攻撃擬態」といっても、その手法は様々。それぞれが長い時間をかけて習得していった生存戦略なんでしょうね。そう考えると、凄みがあるなー😳

以上、本日のブログでした!
やっぱり、生き物の勉強は楽しいですねー。新しい図鑑とか、本とか、欲しくなっちゃうなー!!📚(๑╹ω╹๑ )✨


石垣島北部の海と、お待ちしています。
ダイビングサービス 鱗 代表:林 拓弥